NITRO MICROPHONE UNDERGROUND の新曲MVを観た。画面に映るマイクの本数は、かつての8本から6本へ。数の話は事実として受け止めるとして、熱とグルーヴは相変わらず。
うちのコーポレートサイトの写真では、NITROのTシャツを着ているやつを使っている。面接の最後の方でその話題が出ることがある。「関係ない話で恐縮ですが、NITROお好きなんですか?」と聞かれる。関係なくはない。世代なんすよ、と答えるだけで場が少しやわらぐ。共通言語が一個増える。
ナイチョーは学年的に言うと3個上くらいの先輩たち。先に走っている人の最新型を見せられると、自然と背筋が伸びる。ああ、俺もちゃんとやっていこう。今日もネチネチと積んでいこう。そういう気持ちになる。
そう考えると、自分もいつの間にか年下の視界に入っている。「あのおっさんもやっているなら自分もやる」と口に出させる背中でありたい。見せず、盛らず、漏らさず。小さく刻み、明日へつなぎ、淡々と進む。背中で示し、この手で成し、目で確かめる。派手さは要らない。日々のアップデートで語らせたい。