株式会社はてなに @hatebu を無償譲渡した

6年半ほど運用してきた「はてなブックマーク」で50人以上がブックマークしたエントリーを配信する TwitterBot である @hatebu を株式会社はてなに無償にて譲渡することとなった。

以下が譲渡人としての説明になる。

金銭の授受は一切ないし、お茶は出た。

お前らの様なゲットー育ちの下衆野郎どもがとにかく気にするだろう「売ったのか」「お茶は出たのか」について何よりも先に明らかにする必要がある。

金は一切もらってない。

そしてお茶は出た。これでもかというほどに出た。更にオフィスランチまでご馳走になった。ゴーヤと鶏肉の炒め物、おいしゅうございました。

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いいですか。はてなオフィスにお伺いするとちゃんとお茶を出して頂けます。

何らかのバーターがあったのではないか

夢を追ってゲットーを飛び出たというのに日々の金策に疲弊し切ったお前らの勘繰りには呆れるばかりだ。

何を持ってバーターとするかの定義は難しい。勿論「金銭の授受」が無いと言っているだけで、何らかの取引材料があったと考えるのは圧倒的に正しい。

ちなみにベヨネッタというゲームが欲しくて欲しくて苦悶を続ける日々を過ごし続け、3年を経た。そしていま、手元にはベヨネッタがある。はてな社員が個人的に購入したものを永久に貸してくれるという。

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何を持ってバーターとするかの定義は、本当に難しい。

そもそもから経緯

もう数年前になるが、はてな社員と飲んでいた時に「来たら、すぐいる?」と持ちかけたことがあった。その場では持ち帰って話してみる程度で、それ以上どうという進展もなく。

半ば放置されていた事案がどうしてこんな時期にはてな社内での決定に至ったか。

それというのも、とあるブログに俺様が取り上げられ、知人勢がはしゃぐというインシデントが発生した。それをもって、はてな社より「法的な処置」を検討されかねない事態となってしまった事に起因している。完全に事件である。

結果はてな社からは「ノー処置」という大変に寛大な「処置」を頂戴し、感動した俺様もはてな社の「フォローアップ」に邁進することを約束したわけだが、ついでに「そういや @hatebu をくれるとかいう話あったよね?」と社内で話題にあがったらしい。

それから数度のやりとりを踏まえ対話し、譲渡の合意に着地。今日に至る(笑)。

譲渡条件

売却には始めから興味はなく、カエサルのものはじゃないが、はてな社で運用する方が自然とは思っていた。

とはいえ元々は自分の暇潰し用途でもあったため、はてな社にお願いしたのは「使い勝手は変えないでくれ」という事。特に URL をブックマークページに変更することはやらないで欲しい旨を、この思い届けとばかりにガツンと申し上げた。ガツンと申し上げてもお茶は出る。

「皿は旅をする」

これから @hatebu をフォローする人にとって @hatebu は公式アカウントであり、かつて個人が公式とも非公式とも明示せず運用していた事は知るよしもない。し、んなもん知ったとこでそれがナンボやである。

暇潰し用途で作ったものが、8万を超えるユーザーさんに利用されていて、6年半を経て収まるべき場所へ収まった。

@hatebu がはてな社とユーザーさんの双方にとって、より価値のあるアカウントへ成長していく事を望むばかりだ。