「ピーヒャラララ」という発明が発生した

絵本の最後に保護者向け解説が稀に良くあるじゃないですか、で、子どもがそこを読めとせがむことも、また、稀に良くある。

先日カミさんが読めとせがまれた時に取った行動が「ピーヒャラララ、ピーヒャラララ」と言って誤魔化すというもの。発明が発生する瞬間を目撃してしまった。

そもそも音読向きの文章ではないのでちゃんと読むとまあまあ苦労するため、なんか適当に飛ばしたりサマッたりして簡略化していたんだが、そもそも読まないというムーブ!面倒くさいから読みたくない、というネガティブな反応をダイレクトにするのではなくて、エンターテインメントもある!マジ発明だと思う。

というのを見て、そういえば自分も子どものころ、親父が何故か暗記していた競馬の実況中継を何度もやってもらいたがっていたことを思い出した。普段の会話とは違うテンションやワーディングの発声が面白いんだろうか。

というわけで、目撃以来、俺もピーヒャラララしてるんだけど、どうせそのうち「ちゃんと読んで」と食い下がられるだろうし、もう寝る時間だから読めないというサインになるくらいの使い方になると良かろうと思っている。

どうぞご利用ください。