AirPods Pro も Web 会議で使おうとするとプロファイルが HFP になっちゃう(よね?)のでカナル型イヤホン以外で Web 会議とかをやりたいアドベントカレンダー (明日からは誰か頼む) 4 日目です。
昨日は id:kiyo-shit 様による#密閉型イヤホン以外でWeb会議アドベントカレンダー 3 日目: AfterShokz OpenComm の巻 - Robot Checkerboardでした。
Line 6 マイク内蔵オーディオ・インターフェース Sonic Port VX 【国内正規流通品】
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: エレクトロニクス
2020年においては機材の進化もあって、そこまで強く意識しなくてもイラつらせるほどに低品質な音声になることはあまりないとは思うけども、それでも「何言ってるかわかんねえよ」みたいなタイミングで強いストレスを感じることはありませんか?俺様はありまくっている。
初日に書いた前提の話になるけども、iPad Pro で Meet を使った Web 会議を行うにあたって、最初は特になんのデバイスも取り付けずにヤッていたんだが、俺様の中の真実が語りかけてきて急激に音声に対して不安になった。iPad Pro が USB 接続されたオーディオインターフェースを認識するというのは知っており、少なくとも手持ちの Komplete Audio 6 は使えることがわかった。とすれば「コンデンサーマイクを買う」となる。なるが、デスクがゴチャゴチャするし、どうせ卓が欲しいみたいな展開にもなりうるので、もうちょっとスマートな解決方法がないか探していた。
で、ふと思い出したのがこの Sonic Port VX である。初めてみた時はとんでもねえネタ機材だなーと思っていたんだが、コンデンサーマイク付きの小ぶりなオーディオインターフェース、このニューノーマル時代においては神機材やんけ!と思い直して購入したのだった。
良い
- iPad Pro に USB 接続できる
- もちろんマイクがそのまま使える
- Direct Monitoring がある!
- なんとある!
- マイク性能も文句はない
- DAW で試した
- 妙な味付けみたいなのも感じない
いまいち
- ケーブリングがちょう辛い
- 本体の上(マイク部の上部)からステレオアウトして、本体の下から USB ケーブルが出るという構造
- ケーブルの取り回しが厄介
- スピーカーから音を出すと、当然ループバックする
- 当然回り込むよね
- ヘッドフォンすれば良い(本企画の趣旨とは)
という感じでいまいち部分に悩んだ結果、Aeropex を買うに至ったのだった。じゃあこの機材は失敗だったかというと、使い方が良くなかったというか、Mac に接続する分にはケーブリング問題は解決すると思う。ステレオアウトのケーブルと USB ケーブルの双方が出てダルいという話であって、つまりマイクのみの用途で使う側に絞ればいいはず。iPad Pro が出力デバイスを変更できるようになればいいとも言える。まあ、だったら USB 接続できるコンデンサーマイク買うわ、という気もする。TASCAM の IC レコーダーもオーディオインターフェースになったりするし、マイク性能もそっちのが良さそう。
ということで、この機材の狙い通り、モバイル環境でヴォーカルレコーディングもギターレコーディングもできるスグレモノという使い方がオススメです!
3日間お付き合いありがとうございました。