加齢によって体力が落ちた感じは一切無いのだが、柔軟性と怪我からの回復力は落ちている

20台くらいの頃に、40歳くらいのおっさんから「35歳を過ぎると一気に体力が無くなるぞ」みたいなことをちょいちょい言われたことがある。ちょいちょい、というのはつまり複数人から言われたことがあるので、これをお読みになっている同世代の方なら同意頂けるのではないか。

で、自分が実際にその年齢に達したのだが、これまで体力が無くなったような思いをしていない。「若いころはもっとやれたんだがな〜」みたいな気持ちになったことがないんだよな。

なので、かつてのおっさんどもが我々を脅してきたソレがなんなのか、いまだに謎である。いまも変わらず元気一杯なんですけど。

とはいえ、加齢を感じるエピソードが無いかというとそれはそんなことはなくて、タイトルの通りである。とにかくめっちゃ体が硬くなってる。特にハムストリング。ちょっと前にデッドリフトで腰をやってしまったのだが、どうもハムストリングの硬さが影響しているという説がある。現代においてはハムの硬さが腰痛の主因みたいな説もあるようで「ハム硬い is 悪」という世界観が発生している。知ってましたか?俺は知りませんでした。

怪我からの回復も程度を問わずめっちゃ治りが遅い。ダンベルをラックに戻すタイミングで手首をやってしまったのだが、完全に治った、と言い切れるまで8ヶ月くらいかかっている。まあこれは普通にTFCCをやった可能性もあった。もっと小規模の話でいえばちょっとした切り傷は、その痕が消滅するのに数ヶ月かかっている。全然ターンオーバーしない。

そんなわけで、体力と気力という点で言えば若い時分と比較して劣後している感覚は無い。何故かつてのおっさんどもはなんであんなに脅してきたのか。何らかの栄養状態の世代間ギャップがあったりするのか。

みたいなことをジャックナイフストレッチしながら考えていた。